2005.10.29 Saturday

第41回ギリシャローマ美術館のつどい

京都在住の39会の皆様へ
下記要領で、標記の「つどい」が開催されるので、お知らせします。原田憲一

日時:2005年11月12日(土)13:30−16:00
会場:京都ギリシャローマ美術館(下鴨北園町 電話791−3561)
演題:土と命と環境
  (将来世代観点から「食と環境」の関係を解きほぐし、人間の生命史的な役割を考える)
講師:原田憲一
参加費:2000円(資料代および講演後の手作りケーキと飲み物代)
申込方法:電話で申し込んでください。

上記美術館は、かつて倉敷美術館にあった蜷川コレクションを京都に移したもので、
展示品は海外の美術研究者から高く評価されているそうです。
西洋美術に関心のある方は無論のこと、ない方も、是非一度見学してください。

2005.10.29 Saturday

久保(M)先生ご逝去

 私たちが中学校で「宗教(聖書)」を習った久保(M)先生のことを皆さんは覚えていますか?
(2005年3月)20日の朝、先生のご逝去の報をFAXで受取り、日本基督教団紫野教会に参り、前夜式(通夜)に大勢の方々と一緒に献花をさせて頂きました。
 明治36年10月31日生まれ、満101歳のご最後でした。
 寺の住職の私が?と、みなさんは不思議に思うでしょう。実は久保(M)先生は、教会附属の紫野幼稚園の創設者で50数年の園長歴があったのです。京都市の幼稚園協会の会長などボランティアにも永年力を注がれ二ノ宮淑美君健在の折には、幼稚園協会の会合で何度か歓談したものです。25年前、教育功労で叙勲にも輝かれています。
 先生は、鉄工所を経て医療器械の会社へ、友人の勧めでバプテスト教会に通い始めたことが機になり、同志社の神学部で学ばれたそうです。非常に苦学されたそうです。
 当時先生は55・6歳。筋金入りの明治人の気骨を、授業から感じていたのは私だけでは無かったと思うのです。極めて実直謹厳に、学生と対峙されていた私の記憶があるのですが。皆さんは如何ですか?
 以前、ken1君のメールだったと思いますが、若王子墓所の銘板に懐かしい先生方の名前をみつけました。また、久保政義先生の名も記されるんですね。
 大勢の信者さんに混じっての僧形の私は、大きな声で讃美歌を歌うことを遠慮しましたが、同じ園長仲間の大澤牧師の式辞を目を瞑って聴いていると、45年前のチャペルで「奨励」を話されていた姿が目に浮かびました。

 先生が好まれたという讃美歌536番の1番のみ掲載しておきます。
むくいをのぞまで   ひとにあたえよ
こは主のかしこき    みむねならずや
水の上に落ちて     ながれしたねも
いずこのきしにか    生いたつものを

2005.3.21白籏
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