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2006.07.03 Monday

オヤジのボヤキ5

7月3日
今日はボヤキと違て さる同級生 O槻君のお話をさせて下さい。

と言うのは以前ゴルフの39会でお目にかかったときは誰か判らず
「あれは誰?」と聞くと 「O槻やんけー」(誰の口調か分かりますよね)
確か中学の時に一緒のクラスになった覚えがあります。

その後39会メールに登場されております。
リフォーム屋のS村君から聞いた話です。
koichi「すず O槻君てもう早期退職しよったんか。」
koichi「ええな ワシなんてこの年でまだ現役張らんならん。」
koichi「同級生はみんな定年後は安楽な生活しよるのやろな。」
S村「何言うてんね。O槻は親を看取るために仕事止めよったんや。
ワシがO槻の家へ行った時 まだお飾りがしてあって、本人が間に合ったと言うてたわ。えらい奴っちゃろ。」
その話を聞いて、おもわず涙がこぼれそうになった。
親は自分の死線 苦線を踏み越えて子供に前に突き進んで欲しい。
自分は子孫の踏み石でよい。
でも 年老いて自分の生命の期限がそこに見えた時 愛する子供と昔を語り
お互いに感謝し合い 死後の段取りまで話し合えたら人生の終焉を迎えるにあたり何の悔いも無く安らかに旅立てると思います。
それが出来たO槻君 立派 エライ 人間の鑑
それが出来ひんかったワシはまた惨めな気持ちになってしもた。

お父ちゃん ゴメン ワシがO槻君みたいやったら最後の親孝行して上げられたのに。本当にゴメン。

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