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2006.06.30 Friday

「お疲れさま」と「なにげに」

今日は楽しみにしているkoichi君のボヤキがないので、合間に入れさせてもらいます。
これもボヤキのひとつといえば言える。「お疲れさま」と「なにげに」について。

最近若い人だけでなく、仕事している人はいやおうなしに「お疲れさま」を使わねばならないことがあります。これは本来目下の人にかける言葉だったはずが、近ごろは同じ会社や同じ環境で働く人たちの間で、目上や目下の関係なく使われるようになっています。
これがどうもしっくりきません。なんで若い人からお疲れといわれなければならんのじゃ?とへそがまがってしまいます。
仲間のいたわりのことばとして使っているんだな、と理解はできるのですが、どうもあきまへん。メールでこれを挨拶として読ませられると必ずムカっとします。

なにげに」。これはもっと変。
何気なく、という意味のことを言いたいときに若い人はこれを使うらしい。そういう意味なのかそうでないのかもよくわからん。口に出すだけでなく、文章でも。ウェブにある文でこれを読むと、一日気分が優れません。

「さりげに」というのも出て来たらしい。もっともっとおかしい。

日本語はどんどんかわりつつある。それはやむをえない。しかし少し前までの使い方と意味はこうだったんだと伝えて行くことも、われわれの役目なのだろうと思います。

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