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2006.10.11 Wednesday

おやじのボヤキ7

長い事 引越しの準備や 移転先の準備でご無沙汰していました。
150年ほど続いた家の整理にこんな時間がかかるとは思っても
いませんでした。場所は上七軒、先祖はお茶屋を営んで財を成したそうです。
一度も開けた事の無い押入れからはお客様をもてなす茶碗や茶托、
ケヤキのタバコ盆 色紙 短冊など山ほど出てきました。
お宝と言うには日常的過ぎて、かと言って今求めるには高すぎる物ばかりです。そのほかデパートの包装紙 ヒモ 折箱など私達はすぐにでも捨てる様な物もきちんと折り畳み、すぐ使えるように整理してありました。
先人と私の意識の差 たった100年ほどの年月で日本という国は資源が欠しいにもかかわらず大量消費の国になってしまったのでしょうか。
そのジレンマに落ち入りながらも山のように捨てました。
ほこりだらけの中 お仏壇のご精念を抜いてもらうためお坊さんに来てもらい
ご位牌だけを持って出ようと思っていたら、御坊いわく「ご立派なご仏壇ですな。もう今はこんなリッパなもの造れしませんで。」それを聞き、置いて行けずに荷物の中に。結局移動の荷物も山盛りに。
すべて田舎の家に引越しした暁には贅沢にそれらの道具を日々に使おうと
マンション一室荷物置き場 仮住まいのマンション一部屋 変な無駄遣い。
合理的に生きられず さりとて無駄を楽しむゆとりも無く中途半端な人生。
団塊の世代の苦悩はこれから始まるのです。
だれか助けて。

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